アポロとおばあちゃん [アポロ]
5月も半ばが過ぎ、初夏を思わせる陽気が続いている今日この頃、
我が家のアポロはますます元気です
5月は連休もあり、楽しい思い出が作れるかなっと思っていたのですが、
我が家にとってはとても悲しい連休になってしましました…
少しだけ、おばあちゃん(アポロぱぱの母)のお話をさせてください。
おばあちゃんは去年の3月に、末期の膵臓がんと診断されました。
抗がん剤での延命治療をしていましたが、今年に入ってから抗がん剤の効果もみられず、
抗がん剤による延命治療は中止となり、あとは緩和ケアを受ける事くらいしか出来なくなってました。
そんななか、4月に入ってから食事が思うように摂れず体力低下もみられた為、
4月中旬に入院することになりました。
2週間ほどで退院できるかな?と当初は思っていました。
主治医からも通院で緩和ケアを受けられると聞いていましたし、
食事が摂れない時のために、高栄養の点滴を家で出来るよう指導をしてもらう予定でした。
しかし、おばあちゃんの容態はあまり良くならず、疼痛コントロールが難しくなり、
強い薬でないと痛みが治まらなくなっていきました。
もしかしたら、退院は出来ないのかな…という不安も感じました。
アポロは病院にお見舞いに行けないので病室にアポロの写真を飾りました。
早くおばあちゃんに会わせてあげたい。おばあちゃんにもアポロに会わせてあげたい…。
そう願っていましたが、日に日に痛み止めの薬も強くなり、
おばあちゃんの意識も遠退いていきました。
私たち家族も病院で過ごす時間が増え、アポロはお留守番の日々。
「おばあちゃんのところに行ってくるからお留守番お願いね…」
アポロはとても寂しそうな表情で私を見送ります…。
病院から帰って来ると、大好きなガー子をくわえてお出迎え。
でもアポロと遊んであげる時間はあまりなく、病院に泊まる仕度をしてまた出掛ける毎日です。
ごめんね、アポロ。
でも、アポロが良い子にお留守番してくれているから、
ぱぱもままもおじいちゃんもおばあちゃんとの最後の時間をゆっくり過ごすことが出来るよ。
アポロには感謝してます。アポロもおばあちゃんに会いたいよね…。
本当の孫のように可愛がってくれてたもんね…。
おばあちゃんは寝ているけど、耳は聞こえているって看護師さんが言っていました。
なのでおばあちゃんが大好きなカーペンターズの曲もエンドレスでかけ、
アポロの話もたくさんして・・・
みんなで、どうやってアポロを病室に連れ込むか、という話しもしました。
アポロを抱っこして、「これは犬のぬいぐるみです」と言い張る案。
洋服を着せ、二足歩行させて「ちょっと毛深い人です」と言い張る案。
そんな下らない事を話して笑ったり…。おばあちゃんもきっと笑ってたかも。
5月7日。
おばあちゃんは静かに息を引き取りました。
主治医からは、「もって1日~2日」と言われたけど、それから1週間も頑張りました。
病院には入れなかったアポロですが、斎場には許可をもらい、
お通夜でやっとおばあちゃんとアポロは会えました。
ちょっと興奮気味のアポロ。良い子にしてね。
おばあちゃんが手直ししてくれたTシャツを着て・・・・
最後にちゃんとごあいさつ出来ました。
おばあちゃんが使っていた、起き上がり小法師のバンダナを形見にもらいました
とっても似合ってるアポロもなんだか嬉しそう。
おばあちゃんがいなくなって淋しいけど、きっとお空から見守っていてくれているね。
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我が家のアポロはますます元気です
5月は連休もあり、楽しい思い出が作れるかなっと思っていたのですが、
我が家にとってはとても悲しい連休になってしましました…
少しだけ、おばあちゃん(アポロぱぱの母)のお話をさせてください。
おばあちゃんは去年の3月に、末期の膵臓がんと診断されました。
抗がん剤での延命治療をしていましたが、今年に入ってから抗がん剤の効果もみられず、
抗がん剤による延命治療は中止となり、あとは緩和ケアを受ける事くらいしか出来なくなってました。
そんななか、4月に入ってから食事が思うように摂れず体力低下もみられた為、
4月中旬に入院することになりました。
2週間ほどで退院できるかな?と当初は思っていました。
主治医からも通院で緩和ケアを受けられると聞いていましたし、
食事が摂れない時のために、高栄養の点滴を家で出来るよう指導をしてもらう予定でした。
しかし、おばあちゃんの容態はあまり良くならず、疼痛コントロールが難しくなり、
強い薬でないと痛みが治まらなくなっていきました。
もしかしたら、退院は出来ないのかな…という不安も感じました。
アポロは病院にお見舞いに行けないので病室にアポロの写真を飾りました。
早くおばあちゃんに会わせてあげたい。おばあちゃんにもアポロに会わせてあげたい…。
そう願っていましたが、日に日に痛み止めの薬も強くなり、
おばあちゃんの意識も遠退いていきました。
私たち家族も病院で過ごす時間が増え、アポロはお留守番の日々。
「おばあちゃんのところに行ってくるからお留守番お願いね…」
アポロはとても寂しそうな表情で私を見送ります…。
病院から帰って来ると、大好きなガー子をくわえてお出迎え。
でもアポロと遊んであげる時間はあまりなく、病院に泊まる仕度をしてまた出掛ける毎日です。
ごめんね、アポロ。
でも、アポロが良い子にお留守番してくれているから、
ぱぱもままもおじいちゃんもおばあちゃんとの最後の時間をゆっくり過ごすことが出来るよ。
アポロには感謝してます。アポロもおばあちゃんに会いたいよね…。
本当の孫のように可愛がってくれてたもんね…。
おばあちゃんは寝ているけど、耳は聞こえているって看護師さんが言っていました。
なのでおばあちゃんが大好きなカーペンターズの曲もエンドレスでかけ、
アポロの話もたくさんして・・・
みんなで、どうやってアポロを病室に連れ込むか、という話しもしました。
アポロを抱っこして、「これは犬のぬいぐるみです」と言い張る案。
洋服を着せ、二足歩行させて「ちょっと毛深い人です」と言い張る案。
そんな下らない事を話して笑ったり…。おばあちゃんもきっと笑ってたかも。
5月7日。
おばあちゃんは静かに息を引き取りました。
主治医からは、「もって1日~2日」と言われたけど、それから1週間も頑張りました。
病院には入れなかったアポロですが、斎場には許可をもらい、
お通夜でやっとおばあちゃんとアポロは会えました。
ちょっと興奮気味のアポロ。良い子にしてね。
おばあちゃんが手直ししてくれたTシャツを着て・・・・
最後にちゃんとごあいさつ出来ました。
おばあちゃんが使っていた、起き上がり小法師のバンダナを形見にもらいました
とっても似合ってるアポロもなんだか嬉しそう。
おばあちゃんがいなくなって淋しいけど、きっとお空から見守っていてくれているね。
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タグ:アポロ ゴールデンドゥードル
2016-05-22 22:32
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